日本銀行の武藤敏郎副総裁は4日、都内で講演し、2日に発表された3月の企業短期経済観測調査(短観)について、「企業部門の好調さを裏付ける内容で、総じて良好な水準だ」との見方を示した。 3月短観では大企業・製造業の業況判断が悪化したが、調査期間中に世界的な同時株安があったことなどが要因だ...
輸出関連株中心に物色向かい、平均株価は上げ幅200円に迫る=東京株式市場・25日寄り付き
25日寄り付きの東京株式市場では、堅調展開。前日の米国株高や、為替市場でのドル高・円安推移を好感し、買いが先行。自動車やハイテク株など輸出関連株中心に物色が向かい、平均株価は上げ幅200円に迫る場面もあった。ただ、買い一巡後は戻り売りなどに上値の重い展開となっている。
3月24日の米国株式市場は大幅高。ダウ工業株30種平均が連休前の20日終値比187.32ドル高の1万2548.64ドル。ナスダック総合指数は同68.64ポイント高の2326.75ポイント。米大手銀行JPモルガン・チェースによる米大手証券ベアー・スターンズの買収金額について、従来の1株2ドルから約10ドルに引き上げると発表されたことが好感された。経済指標でも2月の中古住宅販売件数が前月比2.9%増と市場予想を上回り、7カ月ぶりにプラスに転じた。相場は終日買い優勢の展開となった。
NY原油先物相場は続落。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近08年5月物は前営業日の20日と比べて0.98ドル安の1バレル=100.86ドルで取引を終了した。米国株式が堅調に推移したことを受け、原油市場から株式市場に資金が移動。売り優勢となった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、「13社ベースで、売り1410万株、買い1700万株、差し引き290万株の小幅買い越し」(外資系証券)。東京外国為替市場では、1ドル=100円台後半(24日終値は1ドル=99円98銭)で取引されている。
09年3月期第1四半期予想で営業30〜50%増益見通しを発表した日電硝子がカイ気配となり、旭硝子、板硝子、日山村硝などガラス株に買いが先行。太平洋セメ、住友大阪などセメント株も高い。商船三井、郵船、新和海など海運株も買い優勢。丸紅、三井物、伊藤忠など商社株も買われている。ドル高・円安を背景に、キヤノン、ソニー、京セラなど値がさハイテク株や、ホンダ、ヤマハ発、いすゞ、マツダなど自動車株も上伸。住友ゴム、ブリヂス、浜ゴムなどタイヤ株も堅調に推移している。
半面、ガス開、国際帝石など資源開発株はさえない。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:株式新聞社